アコギピックアップ研究編
ピエゾ(tacoピン)とマグネチック 音量の差 

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 アコギピックアップ研究編 
tacoピン(ピエゾ)とマグネをミックスしてる方も多い様なので
どれくらいの音量差があるのか手持ちのマグネ(FISHMAN NEO-D シングル)で比較

 

 

 

マグネとピエゾの貼り位置1

 

 

これくらいの位置でテスト
いつもの27ミリ ステンレスのピエゾ
熱収縮チューブで包んだタイプ

マグネはNEO-D Single

マグネとピエゾの貼り位置2

 


ついでなので
エポキシ固めのピエゾでも実験

ミキサにいれてミックス

 


マグネとピエゾをミキサの2chを使って取り込み、PCへステレオで。

聞いた感じとパソコンに取り込んだ波形の大きさで、マグネとピエゾが同等の大きさになるようにフィーダーは最大で同じにしておいて、ミキサのトリムで調整。

左がピエゾ、右がマグネ

ピックアップの出力としては、ピエゾ(tacoピン)の方が大きい。

波形としてはこれくらい

 





上の2つは同時に録音してる。
このグラフの山がほぼ同じになるよう
ミキサで調整したが、まだピエゾがやや大きいかも。

3つめは、ミキサのつまみは触らずに、ピエゾのみを変えて同様に弾いたつもり。「つもり」なので弾き具合による強弱は間違いなくある。
2よりはやや出力が小さめにみえる。

比較動画

 


それぞれの結果まとめは、こちら
      →  YOUTUBE動画

 マグネって、かなりエレキギターっぽい。
 ピエゾって、ギターっぽい音じゃない?
 チューブもエポキシも音量はあんまり変わんない。
 エポキシはちょっと音こもるかなぁ?


マグネよりも、ピエゾは出力でかいんですね。

マグネって、かなり「じーっ:って
いいますね。
シングルだからかな?

マグネとピエゾ(熱収縮チューブ)

 




オシロでの比較です。
ピエゾは熱収縮チューブ包み

緑がピエゾ (500mV/Div)
黄色がマグネ (200mV/Div)

一番大きそうな波で
緑は、真ん中から1目盛りちょい
黄色は、真ん中から1目盛り

 ピエゾは0.5Vを超える
 マグネは、0.2V程度

ついでにノイズ

 


どうもマグネのノイズが気になるので、ピエゾとの比較。

ミキサのトリム、フィーダーは先と同じで、無音時を録音。
わかりやすいように、そのままAudacityのノーマライズで
ゲインアップ。

前半は無音ですが、後半ブーン&ジーといいます。
パソコンのボリュームに注意です
  →  YOUTUBE動画



 マグネはやっぱりジーっていう。
ピエゾは、ノイズというより、マイクとして周囲の音を拾ってしまっているノイズかな?という気がします。

結論

 


マグネとtacoピン(ピエゾ)の出力を比較すると、ピエゾがでかい。
ピエゾの波形を調べると0.5Vくらい出てる。

ラインの出力は、ピークtoピークで1−2V程度らしいので、プリで増幅するとしたら、大目にみても5倍で十分。
006P乾電池のプリだと電圧9Vなので、10倍にもするとクリップしそう。
ピエゾって、結構出力でかいんです

 

 

 

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