386煙AMP アコギピックアップ研究編  プリアンプ2つのミックス

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386煙AMP アコギピックアップ研究編 プリアンプ2つのミックス

ピエゾを2つ貼って、

それぞれに音量調整できると

 

調整が楽チンかな?ということで

2系統をミックスできるプリをつくってみました。

 

 

使った機材と方法

1.実験方法

 

 ・2系統をミックスするプリをつくる。

 ・ギターに2つ貼る

 ・それぞれに音量調整して録音

 ・録音はピエゾ→自作のプリ→ミキサ→USBオーディオの変換器でライン入力→パソコン

 

 

ピエゾ貼り位置

s_IMGP6947.jpg 

新岡さんのサイト等、諸先輩方が公開してくださっている

情報と自分でやってみるとこのあたりが妥当と思う。

もちろん好みがありますね。

 

ブリッジそばもいいけど、

私は、ハウリやすいのでサイドに寄せてます。

今回の秘密兵器のプリ

 

s_IMGP6949.jpg

個別のボリュームとマスターのボリューム

s_IMGP6950.jpg

入力はステレオにして2系統

出力はモノ。出力に挿すと電源ON

FETで2倍、オペアンプの非反転増幅で12倍。

24倍の増幅の予定

調整範囲は1〜24倍で、0ではないことに注意。

 

いまのところ私+1人の評価しか得てないので、回路図公開はちょい後で・・。

では、録音

 

 

1弦側

6弦側

マスタ

音源(MP3)

1

8

8

ピエゾ_1_1-8-8

8

1

8

ピエゾ_1_8-1-1

5

5

8

ピエゾ_1_5-5-8

音量調整で音の変化があるので、まあまあ成功

 

低音弦側の位置を見直し

s_IMGP6948.jpg

 

低音弦側の低音がもちょっと欲しいので、位置を変更。

新岡様他のサイトの情報は、マグネチックに低音を担当させる

セッティングと思われる。

今回はピエゾ2つなので、より低音を強調できる位置に変更。

 

もちょっと真ん中にしたいけど、ハウリとのトレードオフでココ。

では、2度目の録音

 

 

全般にレベルがちょっと高かった・・・

ひずみ気味でごめんなさい。

 

1弦側

6弦側

マスタ

音源(MP3)

1

8

8

ピエゾ_1_1-8-8

8

1

8

ピエゾ_1_8-1-1

5

5

8

ピエゾ_1_5-5-8

 

6減側の取り付け位置により、5.5だと6弦側が弱いので

1弦:5、6弦:8くらいが超どいいかな?と再録音

 

1弦側

6弦側

マスタ

音源(MP3)

5

8

8

ピエゾ_2_5-8-8

 

こんなもんでしょ。

 

考 察

2系統の別々の音量調整は、ミックス具合で音質がかわるので楽しい。

 

貼り位置で音質も変わるけど微調整には便利。

 

 

 

所 感

ということで、まあまあ成功。

 

ピエゾ2つを別々に音量調整する人は少ないと思うけど、

マグネとピエゾを混ぜる用途には便利でしょうね。

 

なぜに2系統のピックアップを前提としたギター用の安価なミキサーや足元エフェクタが

出てこないか不思議です。出てきたら欲しいです。

 

メーカーさん、いまなら売れますよ(笑)

 

 

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